浦田法律事務所について

『人間力ではじまり法律家として案件を終える。』

私がクライアント様との関係性で常に心がけている事でございます。
一般的に、弁護士のイメージは、裁判を勝訴へ導く事や、加害者弁護に関しては罪を償う方法の必要性を促したりというイメージを持たれる方が多いと思います。
果たして法律家としての観点だけで、クライアント様のご希望に本当の解決方法が見いだせるのか、目の前の事象の解決が＝（イコール）「法律」だけではないのではないか、と感じながら私の中の「弁護士」という職業の形もまた、進化しながら今に至ります。
人生の様々な場面で「障害」が起きた時、人は心に不協和音を感じる瞬間があります。
この不協和音こそが「不安」との出会いなのです。
不安との出会いは、時にクライアント様御自身だけではなく、ご家族やご友人、又社会的立場まで脅かす「種」になる事もございます。
多くの方がその「種」から「芽」が出て初めて不安の原因に直面し対応する事が多く、もちろんこの方法に間違いはない、とも思います。
一方で不安を感じながら日常を過ごす事のストレスは計り知れないと思われますが皆様はいかがでしょうか？
もし、この不安を感じ始めた段階でいち早く原因に対応できていたなら、「種」から「芽」が出ず、早い段階で不安から解放された日常に戻れていたかもしれません。
クライアント様とのご相談のお話の中で、何となく感じた少しの違和感から、問題の糸口を探し、大きな問題になる前に全体像を想像し、最悪の事態からの回避する方法や予防策をご提案することで、この不安からいち早く開放される事になり、早期に問題解決へ進んでいける事と思います。
人生のリスクである「不安」をお伺いし「法律」の観点だけで判断するのではなく、クライアント様の人生背景をしっかり傾聴しながらより良い解決方法のご提案をさせていただける弁護活動を今後も行っていくことこそ、「人間力ではじまり、法律家として案件を終える」という私の理想とする「弁護士」本来の姿だと信じております。